都庁へまいる🚃(2020/10/25)

そういえば、都庁に行かないといけないかもしれない。
都庁といえば新宿。
あの魔界のダンジョン界隈。

ということで一度行ってみようと思い立った。

駅というのは不思議なもので、何度か通るうちになんとなく全体が見えるようになって、そのうち当たり前になってくる。

新宿へも何度も行って何度も失敗してきたので、そろそろ神様が降りてきてもよさそうなものだ。

幸い今日は天気もいいし、最寄り駅から新宿までは直通で22分という手軽さ。
ちょうど人の少ない昼時を選んでいけば楽にいけるかもしれない。

最寄り駅で待つこと7分。一つ前の湘南新宿ラインはわざわざ見送って、かっこいいやつがくるんじゃないかと期待したけれど、やってきたのは濃い緑のやつだった(笑)。いや、別にこれがきらいなわけではない。

休日のお昼時なので、車内はがらがら。何もない時ならさぞかし混雑していそうなもの。こんなに良い天気だし。暖かいからか冷房なしで窓半開。風が気持ち良い。窓越しに紅葉しかけの葉っぱも見える。

終点の新宿駅で降りると、隣のホームに何やら見かけない電車がいた。せっかくなので見に行かないと。と思って急いで隣のホームへ。掲示板を見ると伊豆下田行きの踊り子だった。それにしても新宿駅って広いなあ。。

よし、、と気を取り直してエスカレータで上る・・・で気が付く。そうだ西口はホームの端っこから行くんだった!今乗ってきた相鉄線が折り返して海老名に帰るらしい。埼京線方面からはなぜかりんかい線車両が帰ってきた。きっとこのまま新木場に行くに違いない。あっちもこっちも乗り入れでわけがわからない。

新宿西口への出方はわかった。今日は都庁を目指すので、左へ左へ・・。
一本道をてくてく歩くと地下だと思っていたのに、地上に出る不思議。木々の向こうに都庁が見える。
ふもとまでたどり着いて、新宿駅まで戻って、今度は道路の反対側に出る通路を歩く。

後からよく考えたら、都庁って隣にもう一つあるんだった・・・。
それにしても入口がわかりにくい建物・・。

向かいの京王プラザホテルには蕎麦屋さんがあるようで、「新そば始めました」に心惹かれたけれど、なんだか一人でこぜいたくな気もするのでやめておく。代わりにお弁当を買って帰ろう。

都庁をバックに眺めていると、突然遠くの空に風船が舞い上がるのが見えた。今日はなにかイベントでもあったんだろうか。

ふたたび駅まで戻ると今度こそ電車に乗ろうと改札を入る。
相鉄線の発車まで12分ほどあったので、ごはん~ごはん~と探すと駅弁やを発見。
政宗弁当を買って、ホームで待機していたかっこいいやつに乗って帰った。

東京というところは不思議なところだと思う。
ビルの合間に民家があったり、やたらと高架や坂が多かったり。
売っているものは地方のお店と大差ないのに、「東京」というだけでなんだかイマドキというか都会な気分になる。そうなること自体がすでに田舎者なのかもしれないけれど。

それにしてもよい天気で、ちょっと歩いただけで汗を💦かくくらいだった。