川崎大師(2018/12/16)

川崎は自宅からハムスターハウス(単身赴任先)への行きかえりで通過する場所で、京急川崎駅が起点の「大師線」という路線があるのは知っていた。迷子専門の悲しい性でなんとなく鎌倉のようなところにあるような気がしていたけれど、実は川崎からほど近い海のほうにあるといってみてわかった。
ことの起こりは「くずもち」。
京急川崎から大師線。赤い電車。特快とは違って、ごとごとと動く気がする。

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参道沿いには名物の飴屋さん。とんとんと包丁で雨を切る音がよく響く。

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あいにくの雨。年末が近いからか人影は少ない。
境内も閑散としていたけれど、なにげに立派な本堂だった。
関東のお寺を見ているとなんとなくお寺のようでお寺でないような感じがする。どうしてだろう。
次の年は亥年・・。もうじき新しい年がくるというのに、煩悩は増えるばかり。
お参りはしない。不届きものと言われそうだけれど、ここの仏様にお願いをするのはここにいつも通う人がいいんじゃないかと思ってしまう。
仏様は全国に無数に居そうだけれど、もしかして仏様ネットワークとかあるんだろうか。お願いごとリストを管理しているシステムがあるとか。そんな不埒なことをつい考える。
雨が上がった。ご利益か。
どこからか線香のよい香り。
どうも、ありがとう。

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駅に着くころには青空が広がって、陽ざしも戻ってきた。

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そして、、そして。
くずもちは、たしかにちょっとすっぱくて、モチモチとして。なによりごはん代わりになりそうなボリューム感だった。

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おみやげもこのとおり。来年が良い年でありますように。

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