もみじ色のセノハチ

最近のFacebookでは、過去に投降した写真の一覧をダウンロードすることができる。ためしに一括でダウンロードしてみたら、まあ結構な数の写真があった。

晴れて固定回線復活となったので、どれだけダウンロードしようがアップロードしようがやりたい放題である。
最近機関車を見に行ったので、Facebookに投稿したもみじ色のセノハチを思い出した。たくさんの写真の中から、やっと見つけたのがこれ。

EF67 104。
今はもう廃車で解体されたらしい。機関車には珍しい色だと思うけれど、この真四角でみっちりした感じが機関車の中では好きな形状である。地味な貨物列車の最後尾でこの色は、さし色としてよく映える。
この色のセノハチはもともとEF65形を改造して作ったそうで、改造後にEF67xxに改番されたそうだ。どうりで四角い。

もうちょっと他のも見てみたくなったので、YouTubeを「セノハチ」で検索。
同じような色のものが出てくるけれど、よく見るとちょっと違う。EF67形 0番台はおめめが丸い。走りながら連結を開放していた名残らしい1エンドにデッキがついている。
四角いおめめはLEDだそうだ。

写真欲しさに動画編集のフリーソフトを入れて、スナップショットまで撮ってしまった。
104がもう少しちゃんと撮れていればよかったのに。それももう何年も前のこと。今でも西条でセノハチの切り離しはしているんだろうか。

セノハチEF67 0番台は目が丸いのでデッキのない2エンド側が先頭になって単機回送するときの顔がかわいい。オシゴトが終わって鼻歌でも歌っているような顔だ。

でもさすがに機関車。後押しをしているときの顔は真剣そのものである。

てっちゃんのサイトを見ていると、専門用語がいろいろ出てくる。難しいことはわからないけれど、機関車は頭とおしりの両方に運転席が付いていて、線路上でどちらにでも進むことができる。搭載されている機器が両方についているわけではなく、両方の運転席から一つの機器を共有するタイプらしい。その結果、機器がどちらかにしかない状態になり、それを判別するために車両に1と2という数字が書いてあるらしい。これが、1エンド、2エンドの所以である。